【レバー嫌いにも捧ぐ】バインミーのコクを生み出す「自家製レバーペースト」の秘密
みなさん、こんにちは! 高円寺南の路地裏にある小さなバインミー専門店「バインミーバイミー(Banh Mi by Me)」です。
前回の記事では、バインミーの「なます」についてご紹介しました。 今回スポットを当てるのは、その反対側……というわけではありませんが、バインミーの味を下から支えている重要な存在、レバーペーストです。
「レバーはちょっと苦手なんだよな……」 という方もいると思います。 独特の風味があるので、好き嫌いが分かれる食材ですよね。
でも、バインミーのレバーペーストは、レバーそのものを主役にするというより、肉や野菜、パンをつなぐコクの部分として働いています。
今回は、そんな当店のレバーペーストについてご紹介します。
🥖 1. バインミーにレバーペーストが入っている理由
バインミーを食べたことがある方なら、パンに塗られた茶色いペーストを見たことがあるかもしれません。 バインミーでは、レバーを使ったペーストが具材として使われることがあります。
フランス統治期に広まったパンやパテなどの食文化が、ベトナムの食材や味付けと組み合わさり、現在のバインミーにつながるスタイルの一つになりました。
ただ、当店ではこれをあえて「レバーペースト」と呼んでいます。 「パテ」と呼ばれる料理にはさまざまな製法があり、当店のものとは少し違います。 そして当店では、期間限定でパテ・ド・カンパーニュを挟んだスペシャルメニューを出すこともあります。
なので、 レバーペーストとパテは、似ているけれど同じものとして扱わない。 これが当店のこだわりであり、呼び方です。
🥣 2. 当店のレバーペースト、実はかなりシンプルです
では、何を使って作っているのか。 実は、あまり複雑ではありません。
レバー、玉ねぎ、塩、胡椒、バター、そして少量のハチミツ
基本はこれだけです。
レバーは仕込みの段階でしっかり血抜きをします。 そこに玉ねぎや調味料、バターを合わせて仕上げていきます。
「いろいろなスパイスを入れているんじゃないの?」 と思われるかもしれませんが、当店のレバーペーストはそういうタイプではありません。
レバーの風味を消してしまうのではなく、レバーの旨味を活かしながら、バインミー全体に馴染む味にする。 そのためのシンプルな仕込みです。
🥖 3. 主役ではない。でも、いないと困る。
当店のバインミーには、ローストポークやベトナムハム、なます、ハーブなど、いろいろな具材が入ります。 それぞれに味も食感もあります。
そこにレバーペーストのコクが加わることで、具材が一つのバインミーとしてまとまります。
- 肉の旨味。
- なますの酸味。
- ハーブの香り。
- バゲットの香ばしさ。
そこにレバーペーストのコクが入る。 レバーペーストだけを食べるというより、一口の中で全部をまとめるための存在だと思っています。
だから、レバーが苦手な方にも、 「レバーの味がドン!」 という感じではなく、 「なんかこのバインミー、コクがあるな」 くらいに感じてもらえたら嬉しいですね。
……まあ、レバーなので、苦手な方には無理におすすめしません。笑
🥖 レバーが苦手な方にも、一度試してほしい
バインミーを注文するとき、 「レバーペースト抜きで」 と言われることもあります。 もちろん、それも全然ありです。 実際、ベトナムでもレバーペーストを使わないバインミーはたくさんあります。
ただ、レバーそのものは苦手じゃないけれど、まだ食べたことがないという方には、個人的にはレバーペースト入りをおすすめしています。
もし「ちょっと試してみようかな」という方は、少なめでのご注文もできますので、お気軽にお声がけください。
パン、肉、なます、ハーブ、そしてレバーペースト。 全部を一緒に食べたときに、また違ったバインミーの味わいを感じてもらえると思います。
「レバーは苦手だけど、少しなら試してみようかな」 そんな方にも、一度味わっていただけたら嬉しいです。
高円寺にお越しの際は、ぜひ当店のバインミーを一口で豪快に食べてみてください。 「ああ、これのことか」 と思っていただけたら嬉しいです。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております!


レバーペーストのことがとってもよくわかりました!!